初めてのお見合いは、誰だって緊張するものです。どんな話をすればいいのか、失礼のない服はどれか、手土産は持っていくべきかなど、気になることがたくさんありますよね。
お見合いで聞かれる主な内容は仕事や趣味の話ですが、当日は明るい色のワンピースを選び、感謝を伝えたいときだけ1,000円前後の手土産を持参するのが基本です。
この記事では、当日をリラックスして過ごすための準備と、お相手と仲良くなるためのコツをわかりやすくお伝えします。
お見合いでよく聞かれる定番の内容
お見合いの席では、まずはお互いのことを知るための基本的な質問から始まります。ここは、プロフィールに書いてあることをさらに一歩深掘りする時間だと考えてください。
まずは、お見合いで必ずと言っていいほど話題に上がる4つのテーマを見ていきましょう。これらに対する答えを自分の中で整理しておくだけで、当日の心の余裕がぐっと変わります。
仕事の内容や普段のやりがい
お相手が一番聞きやすいのが仕事の話です。単に会社名や職種を答えるだけでなく、どんな思いで働いているかを伝えると、あなたの性格が伝わりやすくなります。
例えば、事務職であれば「細かい作業を正確に終えたときに達成感があります」とか、接客業なら「お客様にありがとうと言われるのが嬉しいです」といった一言を添えてみてください。仕事の話はついつい愚痴になりやすいので注意が必要です。大変なことがあっても、最後は前向きな言葉で締めくくるようにしましょう。
とはいえ、仕事が忙しすぎて平日の帰宅が遅いことを心配する方もいます。そんなときは「今は忙しい時期ですが、結婚後は生活のバランスを整えたいと思っています」と一言添えるだけで、お相手の不安を消すことができます。
休日の過ごし方や最近ハマっている趣味
休日の過ごし方は、結婚したあとの生活をイメージするのにとても大切な情報です。家でゆっくり過ごす派なのか、外に出かけたい派なのかを、具体的なエピソードを交えて話してみましょう。
最近ハマっていることについては、立派な趣味である必要はありません。「おいしいパン屋さんを巡っています」とか「動画配信サービスで昔のドラマを見ています」といった、等身大の日常を話すのが一番です。お相手が同じ趣味を持っていれば、そこから一気に会話が弾みます。
もし、お相手と趣味が全く違ったとしても大丈夫です。「それは楽しそうですね、もっと詳しく教えてください」と興味を持つ姿勢を見せることで、お相手は「自分の話を楽しく聞いてくれる人だ」と安心します。
出身地や子どもの頃の思い出
出身地の話題は、その場の空気を和ませるのにぴったりです。地元ならではの食べ物や、有名な観光スポット、子どもの頃に通っていた公園の話などは、誰でも話しやすいテーマといえます。
「私の地元はこれがおいしいんですよ」という話から、お互いの共通点が見つかることもよくあります。また、子どもの頃の習い事や部活動の話をすると、今のあなたの価値観がどこで育ったのかをお相手に知ってもらうきっかけになります。
ただし、地元の話ばかりが長くなりすぎないように気をつけましょう。お相手がその土地に詳しくない場合は、写真を見せるような感覚でわかりやすく説明するのが、会話を飽きさせないポイントです。
理想の夫婦像や結婚してからの生活
少し会話が温まってきたら、どんな家庭を築きたいかという未来の話も出ることがあります。ここでは「お互いに尊敬し合える関係がいい」といった、あなたの理想を素直に伝えてみましょう。
「週末は一緒に料理をしたい」とか「お互いの時間を大切にしたい」など、具体的なイメージを伝えると、お相手も自分の考えを話しやすくなります。価値観のすり合わせは、お見合いの本来の目的でもあるので、怖がらずに話してみるのがおすすめです。
ただ、最初から「家事は絶対に分担したい」と強く言い切ってしまうと、お相手が身構えてしまうこともあります。「二人で協力して、居心地の良い家を作っていきたいですね」という優しい言い回しを心がけてください。
お相手との距離を縮めるために聞きたいこと
お見合いは、お相手から質問されるのを待つだけの場所ではありません。あなたからも質問をすることで、お相手への興味を伝えることができます。
ここでは、無理なく自然にお相手の素顔を引き出せる質問をいくつか紹介します。相手をよく知ることは、あなたが「この人とまた会いたいか」を判断する材料にもなります。
お見合いを始めてみたきっかけ
「なぜ婚活を始めたんですか?」と聞くのは少し勇気がいりますが、きっかけを知ることでお相手の本気度がわかります。「周りが結婚し始めて焦った」という正直な理由や「温かい家庭に憧れて」という素敵な理由など、お相手の口から直接聞くことに意味があります。
この質問をするときは、詰め寄るような言い方にならないよう注意してください。「素敵な方なので、何かきっかけがあったのかなと思いまして」と、褒め言葉をセットにすると角が立ちません。
もし相手が答えにくそうにしていたら、まずは自分から「私は〇〇がきっかけで始めてみました」と自分の話を先にすることで、お相手も話しやすい雰囲気になります。
好きな食べ物やよく行くお店
食べ物の話は、お見合いで最も盛り上がる鉄板のネタです。甘いものが好きなのか、お酒が好きなのか、どんなジャンルの料理をよく食べるのかを聞いてみましょう。
「最近行っておいしかったお店はありますか?」という質問は、次のデートに繋げやすい魔法の言葉です。お相手が答えてくれたら「そこ、私も行ってみたいです」と返すと、お相手も「次は食事に誘ってみようかな」という気持ちになりやすくなります。
| おすすめの質問内容 | 得られるメリット |
| 得意料理や好きな味付け | 生活感や好みがわかる |
| お気に入りのお菓子 | 手土産やプレゼントの参考になる |
| 最近食べたおいしいもの | 今の気分や流行への関心がわかる |
食事の好みが似ていると、結婚生活でもストレスが少なくなります。あまり難しく考えず、ランチの相談をするような気軽な気持ちで聞いてみてください。
これから二人で行ってみたい場所
「もしお付き合いすることになったら、どこに行ってみたいですか?」という質問は、少し積極的ですがお相手をドキッとさせることができます。季節のイベントや、新しくできた話題のスポットなど、明るい話題を選んでみましょう。
二人の共通の趣味が旅行やドライブなら、この話題で一気に時間が過ぎてしまうほど盛り上がるはずです。具体的な場所が出てこなくても「自然豊かなところに行きたいですね」といった抽象的な話からでも、お相手の好みが透けて見えます。
ただし、いきなり海外旅行や高級な場所をリクエストするのは控えましょう。まずは公園の散歩や映画館など、気軽に行ける場所から提案するのが、お相手への気遣いです。
第一印象で損をしない女性の服装
お見合いにおいて、第一印象はとても重要です。パッと見た瞬間に「優しそう」「清潔感がある」と思ってもらえるだけで、会話がスムーズに進みます。
自分らしさを出すことも大切ですが、まずはお相手が隣を歩いていて誇らしい気持ちになれる服装を心がけましょう。ここでは、お見合いで失敗しないための身だしなみのポイントをまとめました。
明るい色のワンピースやスカート
お見合いの定番は、パステルカラーやベージュなどの明るい色のワンピースです。黒やネイビーは落ち着いて見えますが、お見合いの席では少し顔色が暗く見えてしまうこともあります。
明るい色を着ることで、あなた自身の雰囲気も柔らかくなり、お相手に安心感を与えます。ひざが隠れるくらいの丈のスカートを選ぶと、座ったときも上品に見えるので安心です。
「自分には可愛すぎるかも」と心配な方は、水色やグレーがかった落ち着いた明るい色を選んでみてください。顔まわりに明るい色を持ってくるだけで、写真で見たときよりもずっと素敵に見えますよ。
派手すぎないナチュラルなメイク
メイクは「清潔感」を一番に考えましょう。気合が入りすぎて、いつもより濃くなってしまうのは逆効果です。流行りの派手な色使いよりも、肌がきれいに見える丁寧なベースメイクを心がけてください。
特に、リップやチークは血色が良く見える程度の自然な色を選びます。ホテルのラウンジなどの明るい場所では、意外と細かいところまで見られています。
また、香水のつけすぎには注意が必要です。お相手が香りに敏感な場合もあるので、ほんのり香る程度か、あえてつけないのがマナーです。メイク直しは、待ち合わせの15分前までには済ませておきましょう。
綺麗に手入れされた髪型や靴
意外と見落としがちなのが、髪の毛のツヤと靴の汚れです。服がどんなに素敵でも、髪がボサボサだったり靴が汚れていたりすると、だらしない印象を与えてしまいます。
髪の毛は、毛先までしっかりブラッシングして、必要であれば美容院でトリートメントをしておきましょう。靴は、高すぎないヒールのパンプスが理想です。汚れがないか、前日までに必ずチェックしてください。
| チェック項目 | 理想の状態 |
| 髪の毛 | アホ毛を抑え、ツヤがある状態 |
| 爪 | 短く整えられ、派手すぎない色 |
| 靴 | ヒールが削れておらず、汚れがない |
これらの細かい部分は、自分を大切に扱っているかどうかがお相手に伝わるポイントです。少しの手間で、お相手からの信頼度がぐんとアップします。
手土産を準備したほうがいいケース
お見合いに手土産が必要かどうか、迷う方は多いですよね。基本的には、お見合いで手土産を渡す決まりはありません。
しかし、状況によっては手土産を用意することで、あなたの気遣いがより伝わることがあります。ここでは、どんなときに用意すべきか、何を選べばいいのかを解説します。
基本的には用意しなくて大丈夫
結婚相談所のルールや一般的なマナーとして、お見合いでの手土産は必須ではありません。お相手も準備していないことが多いため、無理に渡すと逆に気を遣わせてしまうこともあります。
お見合いの目的はあくまで会話を楽しむことです。手土産がないからといって、失礼になることは全くないので安心してください。
それでも、何か形として感謝を伝えたいという気持ちがあるなら、言葉でしっかりと「今日はありがとうございました」と伝えることが、何よりの手土産になります。
遠方から来てもらったときのお礼
もし、お相手が新幹線や特急を使って遠くから来てくれた場合は、手土産を用意すると非常に喜ばれます。自分のために時間とお金をかけてくれたことへの感謝を形にしましょう。
「今日は遠いところから、本当にありがとうございます」と言葉を添えて渡せば、お相手は疲れも吹き飛ぶはずです。また、プロフィール写真と実物が少し違うなとお詫びしたい気持ちがあるときに、そっと渡すという方もいます。
渡すタイミングは、お見合いが終わって解散する直前がスマートです。最初に渡してしまうと、お見合い中ずっと荷物になってしまうからです。
1,000円前後で買える個包装のお菓子
手土産を選ぶなら、相手に負担を感じさせない1,000円程度のものを選びましょう。高すぎるものは「お返しをしなきゃ」と思わせてしまうので、避けるのが無難です。
中身は、日持ちのする個包装のクッキーやフィナンシェなどがおすすめです。有名ブランドのものだと安心感がありますし、パッケージが可愛いと会話のきっかけにもなります。
- ヨックモックのシガール(定番で外さない)
- アンリ・シャルパンティエのフィナンシェ(高級感がある)
- 地元の有名なお菓子(話題作りになる)
生菓子や重いものは避け、相手がバッグにサッと入れられるサイズ感を意識しましょう。
当日の会話をスムーズに進めるコツ
お見合いの会話で大切なのは、何を話すかよりも「どう話すか」です。お相手に「話しやすい人だな」と思ってもらえるような、ちょっとしたコツをお伝えします。
会話が途切れるのを怖がる必要はありません。沈黙も二人の時間の一部だと捉えて、ゆったりとした気持ちで臨んでみましょう。
お相手の話を笑顔で最後まで聞く
会話の基本は、相手の話をしっかり聞くことです。お相手が話しているときは、適度に相槌を打ちながら、笑顔で聞くようにしてください。
「へぇー、そうなんですね!」「それはすごいですね!」といった肯定的な反応をすることで、お相手は自信を持って話を続けることができます。自分の話を一生懸命聞いてくれる人に対して、人は悪い印象を持ちません。
たとえ興味のない話題だったとしても、相手の熱量に共感するように努めましょう。お相手が楽しそうに話している姿を観察するのも、その人の人柄を知る良い機会になります。
プロフィールで見つけた共通点を深掘りする
会話に困ったら、事前にチェックしておいたプロフィールを思い出しましょう。「趣味に〇〇とありましたが、具体的にどんなことをされているんですか?」といった質問は、相手への関心を示す絶好のチャンスです。
自分との共通点が見つかれば、そこを重点的に掘り下げてみてください。共通の話題があると、心の距離は一気に縮まります。
もし共通点がなくても「私はあまり詳しくないのですが、興味があるので教えてください」と言えば、お相手は喜んで教えてくれるはずです。教えてもらう姿勢は、お相手を立てることにも繋がります。
面接のように質問攻めにしない
お相手のことを知りたいあまり、一問一答のように質問を繰り返してしまうのはNGです。これではお相手も疲れてしまい、楽しい時間とは言えなくなってしまいます。
1つの質問をしたら、そこから話を広げていくようにしましょう。例えば「趣味は何ですか?」と聞くのではなく「最近、休日はどんなことをして過ごしていますか?」と聞く方が、より具体的なエピソードを引き出しやすくなります。
質問をしたあとは、自分のエピソードも少し混ぜることで、会話のキャッチボールが成立します。自分のことばかり話しすぎず、相手に聞くだけにもならない、丁度いいバランスを心がけてください。
お見合いで避けるべき話題
お見合いには、避けたほうがいい「地雷」のような話題も存在します。初対面の席では、マナーとして控えるべき内容を頭に入れておきましょう。
せっかくの楽しい雰囲気が一瞬で凍りついてしまわないよう、以下の話題には触れないのが賢明です。
過去の恋愛や婚活の状況
「今まで何人くらいとお見合いしましたか?」とか「どうして前の恋人と別れたんですか?」といった質問は絶対に避けましょう。これらは、お相手が一番触れられたくない部分かもしれません。
婚活の状況を聞いても、お互いにいい気分にはなりません。「自分は選ばれていないのかな」とネガティブな気持ちにさせてしまう可能性もあります。
今は目の前にいるお相手との時間に集中してください。過去のことよりも、これから二人がどうなっていきたいかのほうがずっと大切です。
年収や貯金額などの立ち入った話
結婚を意識するならお金の話は重要ですが、初対面のお見合いでいきなり聞くのは失礼にあたります。お金の話は、交際が進んでお互いの信頼関係ができてから話すテーマです。
年収はプロフィールで確認できているはずなので、それ以上の具体的な貯金額やローンの有無などを問い詰めるのは控えましょう。あまりにお金に執着していると思われると、人柄を疑われてしまうこともあります。
お金の話よりも、どんな金銭感覚を持っているかを日々の生活の話から推測する程度にとどめておくのがスマートな大人の振る舞いです。
自分の苦労話や仕事の愚痴
お見合いの席は、お互いの良いところを見せ合う場所です。自分の苦労話や、会社の人間関係の愚痴を延々と話すのはやめましょう。
聞いている側は「付き合ってからもずっと愚痴を聞かされるのかな」と不安になってしまいます。たとえ事実であっても、初対面でネガティブな情報を出しすぎるのは損です。
どうしても伝えなければならない事情がある場合でも、「今はこうやって克服しています」とポジティブな形に変えて伝えるようにしてください。明るいオーラをまとっている人のほうが、二回目も会いたいと思われやすいものです。
待ち合わせから解散までのマナー
お見合いは、会っている時間だけが勝負ではありません。待ち合わせから解散までの一連の流れに、あなたの丁寧さが表れます。
最後に、スマートに一日を終えるためのマナーをおさらいしましょう。ここをしっかり押さえておけば、最後の最後で評価を落とす心配もありません。
10分前には到着して心を落ち着ける
待ち合わせ場所には、最低でも10分前には着くようにしましょう。ギリギリに到着して息を切らしているようでは、落ち着いた会話ができません。
早めに着いてトイレで身なりを整えたり、深呼吸をしてリラックスしたりする時間を作ってください。お相手を待たせることは、最も避けたいマナー違反です。
もし交通機関の乱れなどで遅れてしまう場合は、すぐに相談所や仲人さんに連絡を入れましょう。誠実な対応をすることで、トラブルがあってもマイナス印象を最小限に抑えることができます。
お会計のときは財布を出して感謝を伝える
多くの結婚相談所では、お見合いのお茶代は男性が持つというルールがあります。だからといって「払ってもらって当然」という態度は厳禁です。
お会計の際は、必ず自分もお財布を出して「私の分はおいくらですか?」と聞く姿勢を見せてください。男性が「大丈夫ですよ」と言ってくれたら、笑顔で「ありがとうございます。ごちそうさまです」と丁寧に感謝を伝えましょう。
この感謝の言葉があるかないかで、男性側が「次も会いたい」と思うかどうかが大きく分かれます。お店を出たあとにも、もう一度「今日は素敵なお店を選んでいただき、ありがとうございました」と伝えると完璧です。
別れ際は笑顔で挨拶する
お見合いの最後は、笑顔で「今日は本当に楽しかったです」と締めくくりましょう。結果がどうあれ、自分に時間を使ってくれたお相手への敬意を忘れないでください。
別れ際の印象が明るいと、後日お断りすることになったとしても、お互いに嫌な気持ちを残さずに済みます。逆に、また会いたいと思っているなら、その気持ちが伝わるようにしっかりと目を見て挨拶しましょう。
お辞儀をしてから、一度振り返って笑顔を見せるくらいの余裕があると、お相手の心にあなたの素敵な印象が強く残ります。
まとめ:素敵なお見合いにするために
お見合いで聞かれることは仕事や趣味が中心ですが、大切なのは答えの内容よりも、あなたが醸し出す雰囲気や優しさです。明るい色の服を選び、清潔感を整え、お相手の話を笑顔で聞く。これだけで、お見合いの成功率はぐっと上がります。
もし緊張してしまっても、それはあなたがこの出会いを大切に思っている証拠です。失敗を恐れずに、等身大のあなたのままでお相手と向き合ってみてください。
今日お話しした内容を一つずつ準備していけば、当日はきっと穏やかな気持ちで過ごせるはずです。あなたの勇気が、素晴らしいご縁につながることを心から応援しています。


